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「ロト6はギャンブルなのか?」ということについて考えたい。
どうも一般の認識としては、ギャンブルとしてのイメージが定着している傾向が強い。これはロト6に限らず、数字選択式宝くじ(ミニロト、ナンバーズ)全般においてのイメージであり、サッカーくじのtotoも含まれる。
ジャンボ宝くじはどうか? こちらはにはギャンブルというイメージを持つ人は少ない。ではなんなのか? と聞くと、「運試し」、「夢を買う」のような答えが帰ってきたりする。この違いはなんなのだろう。ロト6もミニロトも数字選択式の宝くじのはずである。確率からみればどちらもあり得ない、天文学的な数字であり、まさに、宝を掘りあてるようなものだ。しかし、くじははずれて当たり前、当たれば幸運。ギャンブルは常に勝利を彷彿させるものであり、敗北は不幸なのだ。
どうやら具体的な違いは、確率や当選金額ではないようだ。当否を決める決定権が誰に帰属するか、というところにある。くじについては、すべてが「運」という言葉に連動することができる。「前の人に順番を譲ったお陰で当選した」のような話はよく聞くし、「大安の日に買う方が縁起がよい」などもそれだろう。これは自身が決定しているものではなく、「運がよかった」となる。一方のギャンブルは、「あそこであのカードを切っていれは」、「あの時止めていれば」、「勝負に出たから勝てた」。というような思いをする。ということは、自身の問題であり、この時点で運の要素は少ない。この前者と後者にみられる心境の違いが、そのままロト6とジャンボ宝くじの違いに当てはまると考えられる。
以上を踏まえ、今度はギャンブルとロト6について考える。先に述べたように、常に勝利を彷彿させるのがギャンブルであるとする。ギャンブルにおいては、プラスになることが勝利として話を進める。
パチンコや競馬は読みや知識、所持金もその勝敗に影響を及ぼす。もちろん引き際や勘といった不確定要素も関係してくるだろう。これらを屈指して勝利を目指し、最終的にプラスとなれば勝利といえる。「ギャンブルは胴元が儲かるようにできている」というように、トータル的にプラスになることは難しいが、勝つ喜びを味わうことはできるだろう。
ではロト6をギャンブルとして考えたとき、勝利は得られるのか? プラスになることを念頭においての勝負なのか? 答えは「ノー」であろう。少なくともパチンコや競馬とは、スタンスも意識も違う。定期的にロト6をする場合、プラスになるためには3等以上の当選が必要だ。この確率は2万8千分の1であり、金額に直すと、560万円の投資が必要になる。3等の当選金理論値は約50万円であり、敗北がありアリと想像し得る、こんなバカらしいギャンブルはない。この数字を現実として目にした場合、やはりロト6も「夢を買う」部類に入るのではないだろうか。
ギャンブルについては、必ずといっていい程「裏」があるとされる。いわゆるイカサマやヤラセ、遠隔操作といった類である。ロト6についても、連番の当選番号などが抽選結果に出ると、安易であるとは思うが、真しやかに理屈を述べ、イカサマとして語る者たちもいる。当たらない不満としての愚痴であるならば構わないが、本気で思っているのであれば、ロト6はやらない方が賢明であろう。
確率上勝利が至難なのは、当然なのである。
これまでの話を統括すると、「自身に決定権がある」ということでは、ギャンブルに近いニュアンスのあるロト6であるが、「途方もない確率、金額を目指す」ということについては、宝くじと同じになり、それをする人の考え方ととらえ方によって変わるものなのだろう。
「勝利」と「運」を自身が引き寄せることが可能なのがロト6である。